■マイナスイオンとプラスイオン                        ▲top

はじめから難しそうな話となりますが、「地球上のすべての物質は原子からできている」ことはご存知ですね。原子の中心には、陽子(+)と中性子からなる原子核があり、そのまわりを電子(−)がまわっています。この状態の原子はバランスがとれており、電気的に中性で安定していますが、なにかの拍子に電子(−)が外に飛び出すと、原子は(+)となってプラスイオンとなり、そして飛び出した電子(−)は他の原子にくっついて、その原子がマイナスイオンとなるのです。
すなわち原子がプラスやマイナスの電気を持った状態を「イオン」というのです。だから空気にも水にも植物にも人間の身体にも、すべてプラスイオンとマイナスイオンが存在するのです。

 ■昔はマイナスイオンが多く、良いバランスをとれていたが・・・     ▲top

私たちの周りには、お互いに合体して中性になろうとするプラスとマイナスのイオンが飛び交っています。
人や生物にとってちょうどいいバランスは、プラスイオンよりマイナスイオンが少し多い状態が良いのですが、 現代社会においては、プラスイオンが工場や化学物質などから発生しており、このバランスが崩れつつあります。